【ACLS】医療関係者なら取得しておきたい6つの資格を紹介する【BLS】
お疲れ様です!ファラデー(@faraday_198)です。医療関係者が取得したら役立ちそうな資格をまとめてみました。興味があれば、取得してみてもよいかもしれません。
- BLS ; Basic Life Support
- ACLS ; Advanced Cardiovascular Life Support
- ICLS ; Immediate Cardiac Life Support
- JPTEC ; Japan Prehospital Trauma Evaluation and Care
- JATEC ; Japan Advanced Trauma Evaluation and Care
- TOEFL ; Test Of English as Foreign Language
- まとめ
BLS ; Basic Life Support
アメリカ心臓協会(American Heart Association ; AHA)が認定するBLSプロバイダーコースを受講する事で得られます。
7-8時間で終わります。必要なモノは、教材と¥18,100です。コースを終了すると、カードやバッヂが貰えます。
医療関係者でない方でも取得可能です。医療関係者の方は、後述のACLSを受講する為に必要になりますので、タイミングをみて取得するのが良いでしょう。
有効期限は2年です。
ACLS ; Advanced Cardiovascular Life Support
こちらもAHAが認定するACLSプロバイダーコースを受講する事で得られます。
15時間程度の内容で、2日間かかります。必要なモノは、上記のBLSプロバイダーコース修了、教材、¥38,300です。コチラも修了するとカードやバッヂが貰えます。
医療関係者が対象です。有効期限は2年間。医学生や研修医の方は、将来専門医を取得する際に、受験時点で有効なACLSや後述のICLSの資格が求められる場合もあるので、その辺りを含めてタイミングをみて受講するのが良いと思います。
でも、間違いなく救急外来で役立つ内容なので、なるべく早めにACLSかICLSは受講するのがオススメです。
ICLS ; Immediate Cardiac Life Support
日本救急医学会が認定している資格で、当初は研修医向けに制定されたコースでした。
1日のコースで、医療関係者を対象としています。必ずしも上記のBLSプロバイダーコース修了が必要ではありませんが、BLSの内容は頭に入れておく必要があります。
必要なモノは、教材、¥8,000-15,000程度。
費用は、開催する機関により多少のバラつきがあるようです。
ACLSよりも費用や日程において敷居が低く、有効期限もありません。こちらも将来の専門医取得で必要になる場合があります。
内科認定医でも必要とされていますが、救急医学会が認定したコースであるのが面白くないのか、最近はJMECCというコースを推奨しているようです。
JPTEC ; Japan Prehospital Trauma Evaluation and Care
重症外傷患者を医療機関に適切に搬送する指針を学ぶことが出来ます。研修医で受講している人は、上記の3資格に比べるとかなり少ないと思いますが、救急外来に患者さんが来るまでにどのような事がなされているのかを知るのは非常に勉強になります。
必要なモノは、教材と¥7,000程度。こちらも機関により多少バラつきがあるようです。7時間程度の1日コースで、基本的な事から丁寧に教えて貰えます。
普段の診療行為とは異なる内容もあるので、医学生や研修医で受験される場合は、教材をしっかりと読み込んで、e-learningを使ってシュミレーションをしておいた方がよいです。
JATEC ; Japan Advanced Trauma Evaluation and Care
日本外傷診療研究機構による「外傷初期診療ガイドライン」に則した実践コースです。
2日間のコースで、医師免許を有している事、¥58,000、教材などが必要になってきます。
またホームページには
コース内容は、ある程度の臨床経験を有する医師の受講を想定しております。したがって、卒後1年以内等経験の浅い先生方は、学習の効果を期待できない恐れがあります。臨床経験を積まれたうえでお申込いただきますようお願いいたします。
のような記載もある為、ある程度臨床経験を積んでからの受験が推奨されています。
現実的な関わり方としては、教科書がわりに教材を買って、救急外来での診療に活かす事かなと考えています。臨床経験が増えたら、受講するという感じ。2年目にチャンスがあれば、挑戦してみようと思っています。
TOEFL ; Test Of English as Foreign Language
海外留学などで使えます。正直、研修医になってから英語の勉強はあまり出来ていないので、「いつかやる」リストに入ってしまっています。
英語の使用目的がTOEICとは異なりますが、個人的にはTOEICよりも遥かに実践的で世界標準な資格だと感じています。
TOEFLテスト-国際基準の英語能力測定試験 | TOEFLテスト日本事務局
まとめ
- BLSは必ず受講しよう。
- ICLSかACLSは受講しておいた方がよい。
- 興味があればJPTECやJATECも勉強してみる。
「資格」は取得する事が目標ではありません。資格を勉強のモチベーションにするコトで、学習成果が高まるコトが大切なのだと思っています。