なにかのお医者さんになるんですか?

思ったコトを紹介します。

3人以上の会話になると全く話せなくなる人の心理を分析する。


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お疲れ様です、ファラデーです。2人なら普通に会話出来るのに、3人以上になると突然話せなくなる人がいます。どうしてそうなってしまうのか、その心理を分析しました。

 

2人でのコミュニケーション

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3人以上で話せなくなる原因は、2人でのコミュニケーションとの違いを考えると分かります。2人での会話はコミュニケーションの基本です。お互いが話した内容を受け入れ、それを自分の中で処理し、適切な言葉や動作で相手に返す、という工程が必要です。

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重要なのは、「常に相手からの矢印は自分に向いている」というコトです。自分がなんの努力をしなくとも、相手の言葉は基本的にすべて自分に向けられたモノなのです。

 

3人以上のコミュニケーション

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では、3人以上ではどうでしょう。3人以上でも「相手の言葉を受け入れ、自分の中で解釈し、相手に伝える」というコミュニケーションの本質は変わりません

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最大の違いは、「相手からの矢印が自分に向かないタイミングがある」というコトです。聖徳太子でも無い限り、基本的に会話は一対一の積み重ねです。たとえ「みんなはどう思う?」のような質問を投げかけたとしても、それは順番に一人一人の意見を聞いていくというものです。

 

それゆえ、3人以上の会話に参加するためには、自分に矢印が向いていないタイミングでも会話を理解し、適切なタイミングで他の2人の会話に飛び込んでいくコトが必要となります。この「他の2人のコミュニケーションに飛び込む」という行為が苦手だからこそ、「3人以上のコミュニケーションが苦手」となってしまうのだと考えます。

どう飛び込めば良いのか

では、どのように飛び込めばよいのでしょうか。基本的に飛び込み方は「肯定」「否定」「傾聴」に分類されると考えます。

 

「肯定」では、会話のテーマに沿った内容の別のエピソードを話しても良いですし、単純に「そう思う」と述べるだけでも一応の参加にはなります。

 

「否定」は、「そうじゃないと思うよ、だって…」のようにエピソードを話したり、いわゆる「ツッコミ」も大きな意味で否定に分類されると考えます。

 

また、特になにも思いつかない時や興味のない場合などには「傾聴」として「うなづく」「相槌を打つ」などの参加方法もあります。

 

実際には、「飛び込む」というコトを意識しながらトライアンドエラーで何度も繰り返し、ある程度お決まりのパターンを作っていくのが手っ取り早いかもしれません。

 

超大人数のコミュニケーション

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数人単位ではなく、数十人あるいは数百人のコミュニケーションでは、上記のような一対一の積み重ねは時間がかかりすぎる為、成り立ちません。そのため、非常に単純な指示や命令のみがなされるコトが多いです。デモでのシュプレヒコールやスポーツのサポーターの応援などもその一つだと考えられます。

まとめ

  • 2人と3人以上の会話の違いは、矢印が向いていない時間帯があるかないか。
  • 飛び込み方は、「肯定」「否定」「傾聴」のいずれか。
  • 超大人数では、単純な指示・命令以外は難しい。