【医師国家試験】直前期の過ごし方で大切な5つのコト【合格】
お疲れ様です!医師国家試験に普通の成績で合格した自分が、直前期の過ごし方で大切だと感じたコトを5つにまとめました。
友達と一緒に勉強する機会を作る。
最も大切なのは、『友達と一緒に勉強する機会を作る』コト。上記の記事でも書きましたが、医師国家試験は、「落ちたらヤバイ」テストです。「受かれば凄い」大学受験とは違います。
いつもいつも一緒に勉強する必要はありません。昼食の時間などにダラけるのは確実なので。ただ、ときどき集まって、問題や知識を話し合うのは非常に勉強になります。
「あ、コイツこの疾患のこんなところまで覚えてるんだ…」や「アイツ、意外にこの疾患のコトも知らないんだ…」と言った自分の客観的評価が出来ます。
よく「人に教えるコトが最も知識の定着に良い」と言われます。確かにその通りだと思いますが、医師国家試験の範囲はとんでもなく広い。以前から勉強会をしていたならともかく、半年程度で全てを網羅するのは厳しい。たまにワンポイントを教え合うぐらいに留めておくのが現実的かなと思います。
直前期まではしっかりと基礎を作る。
『直前期』というのがいつからなのかは人それぞれだと思いますが、個人的には年明けぐらいかなと思います。その頃までに、TECOMやMECやmedu4などの基本講座の内容をあらかた頭に入れておきましょう。
この時期はチキンレースみたいなものだと思っています。早々に過去問を解き始める人や、ゴロを覚えたり、直前講座を見たりする人が現れます。あと、追加の講座を取る人も結構いました。でも、基礎的な病態の確認や公衆衛生の基本知識を頭に入れると言った、地に足の着いた勉強が大事かなと感じます。
逆に、直前になったら、ゴロをバカにするな。
年明けになったら、ここからは医学を学ぶのは一度休憩して、
「とにかく点を取る」
コトを目標にしました。「考えない!覚える!!」モードですね。有名な『Jonesは森林で大きなブタにひっかけられた』のようなゴロを再確認。もちろん、結局は基礎が大事ですから、抜けている部分があれば、初心に返って、基本病態から見直していました。
マイナーや公衆衛生など基礎知識の勉強が遅れがちな分野に関しては、基本的な病態や治療法などを学習しつづけました。
たまには息抜きしよう。
たまには運動や外食したり、息抜きしてました。それでも、お酒は飲まないようにしてました。部活に所属していた人は、たまに部活に顔を出すのも十分息抜きになると思います。
答え合わせはお通夜。
各々、ある程度勉強して国家試験に臨むはずです。ただ、いくら勉強しても、わけの分からない問題が出ます。「初日終わったら、皆で答え合わせしよう!」なんて言ってたのに、ホテルに戻ったら、全員部屋に篭ってしまった…なんてコトもあります。
得点に余裕が無かった人にとっては、「落ちたら、せっかくマッチングで受かった病院に行けない…」「後輩と一緒に研修するなんて…」「また浪人したくない」など様々な思いが錯綜する夜になります。
でも、大切なのは、
それでも医師国家試験は受かります。
ほぼ。
自分がやったコトを信じて試験に向かいましょう。信じるコトが出来るように、努力しておきましょう。
自分の受けた111回医師国家試験では、丸1日隣りにいて、それまで一度も話しかけてこなかった人が、「今の必修難しかったよね!?汗」みたいな感じで、テンパリながら話しかけてくるコトもありました。それぐらいメンタルが削られる試験だと構えておきましょう。
あと、大学受験でもお馴染みの「さっきの問題の答えは、Bに引っかかる奴多いだろうね。〜が◯◯だから、Cが答えだろ笑」的な受験者が出現します。無駄にデカイ声でしゃべり出します。「弱いやつほど良く吠える」ってコトで無視しましょう。きっと答えはBです。
国家試験が終われば、発表までのドキドキはありますが、卒業旅行などの楽しい時間が待っています。大学受験の頃の達成感を思い出して、頑張って下さい。
まとめ
- たまに友達と勉強して自分の位置を確認しよう
- 直前まで基礎的な勉強から逃げずに勉強しよう
- たまには息抜きしよう
- どんな自信あっても必ずメンタルを削られる試験だと理解しておこう
国家試験に合格するために勉強した内容は、下記で紹介しています。