なにかのお医者さんになるんですか?

思ったコトを紹介します。

【予備校】まず合格!医学生が医師国家試験合格するために必要な勉強法【TECOM/MEC】


f:id:deadpool198:20180526141916j:plain

お疲れ様です!ファラデーです。医学生の目標の一つとして、医師国家試験合格があります。予備校や各種問題集などについて、僕自身がどのように勉強したかを紹介します。

学年でも非常に平均的な学力である自分が「とりあえず医師国家試験に合格するために必要な勉強」についてまとめました。

TECOM SELECT

f:id:deadpool198:20160815143646p:plain

医師国家試験用の予備校としては、MECとTECOMが有名です。最近では、元MECのDr.穂積が立ち上げたmedu4も知られつつあります。

 

僕の大学では、メックかテコムのどちらかを取っている人が大半。なんとなくテコムにしました。テコムの基幹講座となるのが、SELECT。メジャーからマイナーまでの幅広い分野を網羅しています。ビデオ講座を見ながらノート作り(殴り書き)病気がみえる&イヤーノートを見ながらノートに肉付け(清書)という形をとりました。今年度からテコムも「テキスト書き込み式」になるようなので、少し違った勉強法が必要かもしれません。

 

4年生終盤から、ノロノロと視聴し始めて、メジャーは5年生冬頃、マイナーは6年生夏頃に見終わりました。その後、ノートを基にイヤーノートや病気がみえると併用しながら、復習。

QB online

国試の過去問と解説は、クエスチョンバンクで行いました。Vol.1-5を購入すると使えるようになるQBオンラインをメインで使っていました。ちょっとした空き時間に出来るだけでなく、自分の進行状況などが一目で分かるのが魅力的でした。コチラは、テコムセレクトが一段落した5年生冬頃から開始しました。

模試

模試に関しては、テコムとメックの両方を受けました。具体的には、夏メック・冬メック・第2回テコム・第4回テコムの4回を受験しました。第3回テコムも申し込んでいましたが、冬メックと期間が近い事や、QBなどの進行状況を見て、受験せず、国試直前に自分のペースで解答するにとどまりました。

 

TECOM TARGETとMEC LAST MESSAGE

直前期(12月~1月)には、それまでのノートや模試の復習に加え、テコムのターゲット講座とメックのラストメッセージを受講しました。

 

ターゲットは、セレクトの重要な部分の復習と狙われそうな箇所の確認がメイン。ラストメッセージは、狙われそうな箇所と試験を受ける上でのメンタルなどがメインな印象でした。12月からは、これらの消化が勉強の中心でした。

国試過去問

国試の過去問は、過去問3年分が王道という事で、108回から110回を1~2月にかけて解きました。特に110回は難しかったので、精神的に追い詰められました

参考書

受験勉強として使った参考書は、イヤーノート、病気がみえる、レビューブック。スタンダードな参考書だと思いますが、もう少し専門的な参考書も読破出来れば良かったなぁと少し後悔しています。

国試を受けて感じたコト

受験勉強と同じぐらい実習が大事

国試を受けて感じたコトは、「実習大事だなぁ…」ということ。過去問で出題された内容に関しては、予備校やQBなどである程度対応できます。しかし、実際に受ける試験では、全く新しい角度や範囲から出題される問題もあります。これらに直面した時に、冷静に実習でやったコトを思い出せれば、なんとか正解に辿り着くという事が何度かありました。

 

それと、参考書の項でも書きましたが、受験勉強用以上の参考書や論文、トレンドまで手を伸ばす事が出来れば、難易度の高い問題も解答出来たのでは…と感じています。ハリソンとか。

 仲間が大切

f:id:deadpool198:20160810202015j:plain

直前期に大切なのは、一緒に勉強する仲間です。良くある綺麗事的な”仲間が大事”論ではなく、本当にそう感じました

 

大学受験は、「受かれば凄い」テストです。一方で、なまじ90%程度の合格率があるために、国家試験は、「落ちたらヤバイ」テストです。この精神状況は、実際になってみると分かりますが、あまり経験した事のないものです。そんな時に、一緒に勉強する仲間が入れば、自分自身が焦っている事を自覚したり、勉強の進行が問題無いのか遅いのかが分かります。昼食とかも一人で食べなくて済みますし…

 

以上が、国試勉強をしていて感じたコトでした。「国家試験合格はスタートに過ぎない」みたいな風潮もありますが、まずは受からないと話になりません。なにかの参考になれば幸いです。