【医師】誰でも楽しめるオススメの医療系マンガ4選を紹介【心理学】
お疲れ様です、ファラデーです!古くはブラックジャックなど、医師を題材にしたマンガは数多くあります。最近の医療マンガの中で、オススメの4冊をご紹介します。
フラジャイル
その医者は極めて優秀な変人である。
岸京一郎、職業・病理医。
癌患者にとって自身の命を託すことになるその男は、患者と顔を合わすことなく精確な診断を下していく。
——直接会わずに済むことは、患者にとって福音である。
ドラマにもなった人気作。いわゆる”お医者さん”のイメージとは違う病理医を描いたマンガです。手術で切り取った検体などから、細胞の特徴や構造や内容物などを顕微鏡で観察し、その病変の診断を出すという科。
マンガでも取り上げられているように、患者目線ではほとんど出会う事はありませんが、他の科の医師が太刀打ち出来ない専門分野を持っているという意味で、個人的にプロフェッショナル感を強く感じる科です。
マンガでわかる心療内科
様々な著書を書かれている精神科医・ゆうきゆう先生原作のマンガ。「うつ」という状態を分かりやすく解説したり、どんなカップルがセックスレスになりづらいか、糖質制限ダイエットについてなど、普段の生活の中で活きる知識をマンガで楽しく学べます。
Twitterでもマンガの一部を使ってユニークなツイートをされています。
【夫に甘えるタイプ】の妻は、セックスレスになりづらい! https://t.co/AklvIkYzrH pic.twitter.com/dFzUWpeXXF
— マンガ心療内科/ゆうきゆう/5月25日単行本二冊同時発売! (@sinrinet) October 3, 2016
マンガで分かる心療内科♥ゆうきゆう(@sinrinet)さん | Twitter
ラジエーションハウス
我々の病を見つけるのは、目の前の主治医だけではなかった!
病の原因を探り、レントゲンやCTで病変を写し出す診療放射線技師。
さらには画像を読影し病気を診断する放射線科医。
現代医療を支える「画像診断」の世界──。
そこで働き、患者の病、怪我の根源を見つけ出す放射線のエキスパートたちの戦いを描く!!
放射線科医と放射線技師を兼任する主人公の物語です。町のお医者さんのイメージで医学部に入る人がほとんどで、僕もその一人でした。実習でこれらの科を回ると、その重要性や意義をひしひしと感じます。放射線科や病理診断科のように「患者が出会わない医師」が注目されるのは当然の流れなのかも。「こんな世界もあるのか!」ってなりますもんね。
実際の放射線科は大きく2つに分かれていて、放射線治療と放射線診断があります。ラジエーションハウスで取り上げられているのは、CTやMRIなどの画像診断を行う放射線診断です。
僕も医学部に入るまで勘違いしていたのですが、放射線治療も放射線診断も、「放射線」という名を冠してはいますが、被爆したりする事はほとんどありません。
放射線科で被爆するとすれば、X線を使った透視を行いながらカテーテル治療を行う場合のみです。
春よ、来るな
東大(をモチーフにした大学)に入学したものの、退屈な日々に飽き飽きしていた大学生が医学部に再受験して入学。医師を目指していくという医大生のマンガ。
原作はフラジャイルと同じ草水敏先生。
マンガでは病院で患者さんを励ます1年生や発言のたびに根拠となる論文を付け加える医師など、「さすがにコレはマンガの中だけでしょ」と思うものもあります。
一方で、ブルジョワ学生と貧乏学生がいたり、大学祭がとんでもなく地味だったり。「確かにあるな、こういう事…」と思ってしまう内容も登場するので、かなり楽しく読めています。
以上、オススメの医療系マンガ4選でした。