小学校で足の速い子がモテる理由を分析してみた。
お疲れさまです、ファラデーです。よく「小学校では足の速い男の子がモテる」と言われます。これが本当なのか、大人のモテるとは何が違うのかを分析してみました。
人間の評価を3つの視点に分けて考える
「モテる」という行為をわかりやすくするために、人間の評価を「身体的側面」「心理的側面」「社会的役割」の3つで考えてみましょう。
わかりやすく言えば、以下のような要素になります。
「身体的側面」は、イケメン・可愛い・高身長など。
「心理的側面」は、気遣いが出来る・落ち着いている・リーダーシップがあるなど。
「社会的役割」は、組織のリーダー・有名人・先生・妻・旦那・同級生など。
そもそもモテるとは?
上述の評価方法を用いて「モテる」という行為を考えてみます。「モテる」ためにはその根拠が必要となります。「イケメンだからモテる」のは、身体的側面が優れているからですし、「お金持ちだからモテる」のは社会的役割が優れているからです。
例えば、「整形して外見が可愛くなって、その結果モテた」というストーリーであれば、「整形したコトによって身体的側面が向上しモテた」と言い換えるコトができます。
小学生と大人の違い
では、本題の「小学生で足の速い子がモテる理由」に戻ります。まず、小学生は大人と違い、「心理的側面」と「社会的役割」によってモテるという状況が極めて少ないと考えられます。
心理的側面である「気遣い」や「落ち着き」などは、もちろんそれを備えている小学生もいるでしょうが、「モテる」理由としては一般的ではありません。また、社会的役割としての「リーダー」「お金持ち」などは、ガキ大将的な意味合いで「社会的役割」が含まれるコトはありますが、「○○くんって、お金持ちだから好き!」という小学生女子は一般的ではありません。
それゆえ、小学生において「モテる根拠」となるのは、「身体的側面」が占めるコトが多くなると考えます。「足が速い」というのも、その一つです。他にも、「身長が高い」「かわいい」なんかも根拠になりえます。この傾向は「社会的役割」や「心理的側面」の発達が未熟な若年者に多く、中学生や高校生でもこの傾向にあると考えます。
「身体的側面」の中で、特に「足が速い」コトが根拠として挙げられやすいのは、運動会が関係しています。運動会において「足が速い」のは、非常に多くの仲間達に注目され、その事実をライブで目の当たりにするコトになります。それゆえ、「身体的側面」の中でも特に小学生において強力な要素になるのです。
まとめ
- 人間の評価は、「身体的側面」「心理的側面」「社会的役割」に分けられる。
- 「モテる」とは、その3つのどれかを根拠にして、他者から評価されるコト。
- 小学生では運動会の影響から「足が速い」のが「身体的側面」において最強のモテる根拠となる。