「これから人工知能が仕事を奪う」「ビッグデータが世界を変える」「好きなことで生きていく」みたいなフレーズが広まりつつあります。これから社会がどうなっていくか不安すぎるので、なにかヒントになるものはないかと5冊の本を読んでみました。
お疲れ様です、もうすぐ社会人!ファラデーです。
医師である前に一人の社会人として、意識を高めていくべく5冊の本を読んでみました。いずれも未来に希望と戦略を与えてくれるような本だったので、シェアしたと思います。
目次
①『未来に先回りする思考法』
あのイケダハヤト氏も絶賛していた本。著者である佐藤航陽氏は、1986年生まれ。東証マザーズ上場の株式会社メタップスの創業者。メタップスのVisionは、
コンピュータにあらゆるデータを学習させて、人々の最適な意思決定を支える頭脳になることを目指しています。テクノロジーと知性を駆使して、人々がよりスマートでより効率的に暮らせる世界を実現します。
というもの。
本書でも、多くの人が未来を見誤る理由やテクノロジーがこれからどうなるかなどを論じています。最近フィンランドで試験導入が始まったベーシック・インカムやシェアリングエコノミーについても述べられています。
医学界でも、AIが医師の仕事を奪うだとかビッグデータが医療を変えるなどと言われており、これから医師がどうなっていくか分からない状況があります。先が見えない中で、どういった考え方をすれば良いのかというヒントになった気がします。
②『原因と結果の経済学』
「偏差値の高い大学に行けば収入が上がる」や「健診を受けていると長生きできる」という、一見当たり前だと思われている(でも本当は根拠のない)内容を、「因果推論」を用いて解き明かしていく本。
友人からの勧めがきっかけでした。なんとなくタイトルを見て「難しそう…」と思っていましたが、非常に分かりやすく、興味が持てる議題を扱っているのでスラスラ読めました。
著者の一人である中室牧子氏は、教育経済学を専門とされている慶應義塾大学総合政策学部の准教授。著書である『「学力」の経済学』も面白そうなので、これから読んでみたいと思っています。
もう一人の著者である津川友介氏は、医師であり、医療政策学者。医学部卒業後、聖路加国際病院や世界銀行などを経て、ハーバード公衆衛生大学院リサーチアソシエイトをされています。どうやったら、こんなユニークな経歴を経験できるのでしょうか…
本書は、医学生にとって、国試で出題される公衆衛生範囲の勉強にもなります。ランダム化比較試験とか、交絡因子とか…自分はかなり苦手な範囲だったので、国試前に出会っておけば良かったと少し後悔…
③『ユダヤ人大富豪の教え』
「お金の専門家」とも呼ばれる本田健氏の著書。若かりし頃の著者が、大金持ちであるユダヤ人の男性と出会い、多くのコトを学んでいく様子が描かれています。
多くの人は自分の人生の方向性が定まっていない。だから、海を漂うくらげのような生き方をしている。潮に流され、目の前にある食べ物や娯楽を楽しみ、ふらふら漂っている。
まさに自分のコトを言っているんじゃないかと思うような言葉や考えが次々と出てきます。社会人として働く前に、自分の未来や理想と向き合ってみる良い機会になりました。続きもあるみたいなので、そちらも時間をつくって読みます。
昔、「10代にしておきたい17のこと」を読んだのを思い出しました。そろそろ「20代にしておきたい17のこと」を読む時期でしょうか。
④『筋トレが最強のソリューションである』
少し前からTwitterを中心に人気となっているtestosterone氏の著書。testosterone氏は、1988年生まれなので、自分と2つしか変わらないんですね…スゴイw
Twitterでも、筋トレを通した前向きな発言に勇気づけられていましたが、改めて筋トレへのモチベーションが上がりました。自分が怠けたり、くじけた時の頼れるお兄さんって感じ。
筋トレと栄養学を義務教育に組み込めばどんな国策よりも日本を豊かにするとTwitterで叫び続けてきたし、今もそう強く信じてる。日本が一向に動いてくれないので俺がやる事にした。日本を筋トレと栄養学を通して豊かで健康な国にする。革命開始だ。プロジェクトの名は"DIET GENIUS"
— Testosterone (@badassceo) 2016年1月3日
⑤『99%の会社はいらない』
みなさんご存知のホリエモンこと堀江貴文氏の著書。良くも悪くも日本社会に適合していないホリエモンから見た、日本社会の問題点や現状分析が描かれています。
自分は、YouTubeでホリエモンチャンネルや堀江氏が出演した番組を聴き漁っているホリエモナーであります。そこで発言していた内容が改めて書いてあり、文字でも堀江氏の考えを学ぶコトが出来たのが大きな収穫でした。
最初に餌を取りに行くファーストペンギンの話や、イノベーションの起こし方の話は、これから機会があれば使っていきたい内容です。
以上が、これからの社会を生きるヒントをくれる5冊の本でした。参考になったら嬉しいです。
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